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日建連/女性活躍推進の取り組み成果公表/技術者は5年で1・6倍に

2019/10/24

日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は、女性活躍推進に関する直近5年間の取り組み結果をまとめた。2014年に策定した行動計画などに基づき、女性の活躍を後押しするさまざまな活動を推進。建設業全体での女性技術者は1・6倍の1・8万人(13年度1・1万人)、女性技能者は1・3倍の10・4万人(8・2万人)となった。目標の倍増には届かなかったが、目標に近い数値に手応えを感じている。
 国交省と日建連など建設業5団体は2014年に、「もっと女性が活躍できる建設業行動計画」を策定し、女性技術者・技能者を5年以内に倍増させる目標を掲げた。日建連は独自に会員企業の取り組み方針をまとめ、会員企業の女性技術者の比率を5年以内に倍増、女性管理職を倍増させる目標に取り組んできた。
 会員企業の女性技術者は13年度の2820人に対し、18年度は1・8倍の5099人と建設業全体の増加率を上回った。女性管理職は13年度の623人に対し、18年度は2・3倍の1437人と目標を上回った。
 会員企業全社を対象に毎年アンケートを実施。18年度は140社のうち、90社(回答率64%)が回答した。主な環境整備の取り組みを見ると、現場内の女性専用トイレの設置をルール化している割合は、15年度の22%から54%と2・5倍に増加した。女性専用更衣室の設置をルール化している割合は31%から45%と1・5倍に増加した。
 現場監督の登用も進んでいる。全現場監督に占める女性の割合が2%以上の会員企業は19%から62%に大幅増加。直接の上司以外に悩みを相談できる窓口を社内または社外に設置している割合は41%から72%に増加している。
 仕事と家庭の両立支援、出産・育児をサポートする制度などを導入している会員企業の割合は74%から88%に増えた。うち、現場配属の女性技術者に対し、時差出勤や短時間勤務、フレックスの活用を認めている割合は17%から43%と大幅に増加した。
 女性技能者に対し、出産・育児などで必要となる時差出勤や早期帰宅制度について、「元請から下請に積極的に推奨している」「下請から要請があれば活用を許可している」と回答した割合は43%から56%に増えた。
 日建連独自の取り組みであるけんせつ小町活躍推進表彰制度は16年3月の創設以来、これまでに41件を表彰。けんせつ小町活躍現場見学会の参加者は累計で1947人に達した。
 国交省は14年に策定した行動計画に続く新計画を年内に策定する。日建連はこれまでの取り組み状況を精査した上で、11月中をめどに新たな5カ年計画を策定する予定だ。