三重県／長野県千曲市からの災害廃棄物受け入れ開始／長野市からも

三重県は、台風１９号による豪雨で河川堤防が決壊し大きな被害を受けた長野県千曲市から、災害廃棄物の受け入れを開始した。環境省中部地方環境事務所を通じて要請があり、８日から受け入れている。
　１１日の定例会見で、三重県の鈴木英敬知事は「千曲市と長野市から災害廃棄物の受け入れ要請があった。三重県産業廃棄物協会の会員企業が対応する」と述べた。受け入れ量は３０００トン程度を予定している。
　２０１６年に同事務所らが策定した「災害廃棄物中部ブロック広域連携計画」に基づく取り組み。千曲川の破堤で家屋の浸水などに見舞われた千曲、長野両市は大量の災害廃棄物の県外処理を求めていた。
　三重県は長野市からも災害廃棄物を受け入れる予定という。