国交省/建設マスター受賞者決定/10月11日に都内で顕彰式
2019/10/07
国土交通省は4日、2019年度「優秀施工者国土交通大臣顕彰」(建設マスター)の受賞者として456人を決定したと発表した。受賞者のうち女性技能者は5人。15年度に設けられた「青年優秀施工者土地・建設産業局長顕彰」(建設ジュニアマスター)には105人(うち女性は6人)が選ばれた。顕彰式典は11日に東京都港区のメルパルクホールで行われる。=9面に受賞者一覧
建設マスターは、現場での施工経験20年以上で優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成にも貢献した技能者から選ばれる。建設産業の第一線でものづくりに従事する人たちの社会的地位・評価の向上を図るのが目的。
28回目となる今回の顕彰で、受賞者総数は1万0529人に達する。女性技能者として受賞する5人の職種は、土工、造園工、防水工、屋根工、建設機械運転工となっている。
39歳以下で現場経験10年以上の技能者を対象とする建設ジュニアマスターは、今後さらなる活躍が期待される青年技能者を顕彰することで、次世代の担い手を確保・育成するのに役立てる目的で創設した。5回目の今回で計530人となった。受賞する女性6人の職種は、電気工(2人)、塗装工、鉄筋工、消防施設工、建設機械運転工となっている。