建設業・土木業専門求人サイト 正社員・アルバイト・一人親方などの求人サイト 建築・土木・設備・仕上げ・外構・大工・解体・鳶・重機オペなどの求人が満載

森友学園建築費問題

2017/03/07

(大阪市)「学校法人森友学園」が大阪府豊中市の国有地を購入し、4月の開校を目指している校舎・体育館の建築費について、国が補助決定時に15億円前後とした一方、学園は府私学審議会に約半分の7億5600万円と報告していたことがわかった。府の教育庁は学園に説明を求める方針としている。
国土交通省や、校舎・体育館の建築費と設計費の申請窓口となった「木を活かす建築推進協議会」によると、校舎・体育館は2階建て一部3階建てで、
延べ床面積5796平方メートル。学園側は2015年、補助対象事業費を21億8千万円として、1億1875万円の補助を申請した。専門家による評価と国交省の審査で、関連工事費など約3割を除いて査定。校舎・体育館の建築費は15億円前後とみられる。鉄骨構造を採用して一定の耐火性を備えながら、外壁や廊下に木を多く使って木造校舎に見える設計が評価された。15、16両年度に補助金計6194万円が学園に支払われた。
一方、学園は今年2月17日付で府教育庁私学課に対し、小学校の認可条件になっている財務の健全性を示す資料として、14年度から開校10年目の26年度までの収支計画と借入金の返済計画を報告。同22日の府私学審議会で委員に示された。
資料には「建築費7億5600万円」を16年度に支出し、同年度に約3億1千万円を借り入れたなどと記載。他の建築費や借り入れ予定は26年度までの計画欄や注釈に書かれていない。
yahooニュースより